外反母趾・内反小趾治療

外反母趾とは？

足の親指が人差し指の方へ「くの字」に曲がって、付け根の関節（第一中足趾関節）が変形した症状のことを指します。その突き出した部分が靴に当たって痛みを感じるようになり、ひどくなると靴を履いていなくても痛むようになってしまいます。
また、小指が内側に曲がってしまうことを「内反小趾」と言います。

外反母趾・内反小趾の原因は色々ありますが、

①サイズの合わない靴やハイヒールを履き続けることで、靴の中で足が前に滑り指が靴のつま先へと押しつけられてしまったり、先の細い靴を履くことで親指の付け根から先が圧迫される

②靴を長時間履いていて裸足で過ごす時間が減少していることや、電車や車などの利用で自分の足で歩く機会が減ったことにより、足の指を動かす筋肉が衰えてしまい、靭帯や筋が緩んだり弱くなって（開張足）いる

③偏平足や巻き爪、足・足裏の痛みなどから、足の内側、外側、横の３つのアーチが崩れている

などが主な要因とされています。

少し前までは女性に症状が出やすいと考えられていましたが、最近では男性や子どもでも発症しており、当院にも小学生や中学生が訪れることも少なくありません。

なぜなら、外反母趾により変形してしまった足、趾（足の指）は、筋肉が衰えたり、固まってしまったり、足のアーチが崩れてしまったりしています。

そのため、テーピングだけの治療では、表面的に単に趾の位置を変えただけで、テーピングの効果が発揮されなかったり、テーピングをやめたら戻ってしまうなど、根本的な改善につながらないからです。

ストレッチやトレーニングはご自宅でのケアが重要になりますが、当院では、患者様と協力しながら4つの総合的な治療で根本的な改善を目指します！